T r a v e l e r

旅の記録

旅の記録

私が旅に出る理由。
一歩外に出ることで、知ることが格段に多い。
日本にいては、滋賀にいては、守山にいては、家にいては、知る由がない。
映像や文献で知れるのは、ただの情報だ。
いつだって私が知りたいのは、その正体である。

アメリカ(LA)・カナダ(バンクーバー)

traveler 01 アメリカ(LA)・カナダ(バンクーバー)

中学3年生。学校の短期留学カリキュラムで生まれて初めての海外へ。
飛行機を降りて、空港に降り立った時の第一声「うわっ!外人ばっかりや!」と同時に「いや!外人なのは私の方だ!」と気づいた。
この感覚は、滞在していくにつれ、ますます増したが、ホームステイや向こうの学校生活、ホストファミリーとそのお友達。目まぐるしい異文化と他所の家での暮らしと英語の環境に辟易する余裕も、ホームシックになる余裕もなく毎日が過ぎ去った。
一緒に来ていた他の子達は早く帰りたがったけど、当の私はすっかり欧米文化とカナダでのホストの老夫婦に可愛がられて、最後は日本に帰りたくなくなっていた。
思春期に経験した「自分が外国人になる」感覚は、後の人生の様々な場面に色濃く影響を及ぼしたと言える。

韓国

traveler 02 韓国

もう10回以上は訪れている。
王道の明洞、南大門、東大門。美容大国でもある韓国では、本当に学ぶことが多い。
特にソウルは、ファッションも街並みも数か月もすれば変わってしまう程、スピードが早い。
それとは真逆に「儒教の国」とされるだけあって、年上や目上に対しての礼儀は特に厳しく、空いた電車で座っていても、年配の方が乗ってくるなり、若者は我先にと立ち上がって席を譲る。そのほかにも様々な礼儀は存在するが、私はそんな韓国がとても好きだなぁと感じている。古きと新しきが混在し、伝統が受け継がれ、人情が溢れた街中に、人間味をとてつもなく感じるからだ。

マルタ共和国

traveler 03 マルタ共和国

私のアナザースカイと言っても過言ではない程、思い入れの深い国。
35歳でマルタの語学学校へ通った日々というのもあるが、マルタへの思いは中学生の頃から始まっていた。村上春樹の「ねじまき鳥クロニクル」や吉本ばななの「王国」シリーズにマルタの事が出てきた。どちらも作中、少し触れられるくらいの存在感だったが、思春期の私の心を鷲づかみにしていた。そこから月日が流れ、海外の語学学校へ行きたいとうっすら考えていたが、ひょんな事に美容院のお客様でマルタ留学された方が2人も居られた。お話を伺い、私の衝動はマルタで語学留学をするという願望を叶える段取りを着々と進めた。首都のヴァレッタは世界遺産に登録され、マルタ独特の建築「マルタ窓」や色とりどりのドア、中東とヨーロッパ文化の融合、豪華絢爛な内装の教会、透明度の高いブルーラグーンに囲まれたコミノ島や素晴らしい景色と温かい気候。そしてマルタの人々の陽気で大らかな性格が、ヨーロッパの人気観光地でありながらも、治安の良さを素晴らしく維持していた。
イタリアとアフリカ大陸と中東の間、地中海に浮かぶマルタ共和国。とても小さい国だが、歴史的な戦いに挑み続けた最強の「マルタ十字軍」に今も護られているように思っている。
猫が好きな人にもおすすめの国。

ベトナム

traveler 04 ベトナム

ベトナムの人はとても優しい。そして男女ともにとても小柄。
日本人よりも、おもてなしを大切にし、何よりもみんな人懐こくて笑顔。微笑みの国は実はベトナムなのかも知れないとも思う。
滞在中、バインミーが美味しすぎて何度も食べた。
ホイアンは街全部が世界遺産でとても素晴らしい情緒だし、ダナンでもとっても優雅な時間を過ごせた。
市街地もいいけど、少し足を延ばして行ったミーソン遺跡やバーナーヒルズの神の手で出来た橋もすごく見ごたえがありました。
今度はハノイやホーチミンにも訪れたい。

C o n t a c t

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<講演内容>
ヤングケアラー、人権、ビジネス(おもてなし、女性起業、美容師、接客)

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